「祈り」La prière(バレエ「コッペリア」より)

ドリープ 作曲

Coppélia Fête de la Cloche - Divertissement  Nr.3“La prière”  

  コッペリア(Coppelia)は1867年に作曲され、オペラ座で1870年5月25日に初演されたバレエ音楽。E.T.A.ホフマンの物語『砂男』にヒントを得たものであり、台本はサン・レオンとシャルル・ニュイッテルによる。『砂男』は人形に恋した男の狂気性を前面に押し出した物語だが、『コッペリア』はその狂気性を抑え、陽気で明るい喜劇として再構成されている。

「祈り」は第3幕「村の祭りの日」で踊られる。

 

主役であるフランツとスワニルダの結婚の日の祝宴で「時」「曙」「祈り」「仕事」「結婚」「戦い」「平和」と続く踊りの3曲目。ゆっくりした優雅な踊りだが、タンジュした足をゆっくり上げて、アラスゴンからアラベスクパンシェへ移る動きは技術的に難しい。(WIKIPEDIA より編集)