祝典行進曲 Marche de fete Anton Hermann Claassens
クラーセンスは1910年生まれのオランダの作曲家で、プロの指揮者やマンドリニストとして活躍しました。この祝典行進曲はオランダマンドリンオーケストラ協会の5周年を記念して作曲されたものです。(祝典行進曲の詳細)
旅路(夢中飛行) 久石譲
2013年7月に公開され、宮崎駿の最後の長編アニメとなった『風立ちぬ』は航空技術者として零戦など数々の戦闘機を設計した堀越二郎が主人公です。「旅路」はその中で使われた曲で、サウンドトラックではアルトバラライカをメインの楽器として読売日本交響楽団が演奏しています。
ひこうき雲 荒井由実
1973年に東芝EMIよりリリースされた、荒井由実のファーストアルバムの曲。プロデューサーの鈴木敏夫の要望で『風立ちぬ』の主題歌として使用されたものです。もともとは雪村いづみのために書かれた曲ですが、事情により発売されず、荒井自身の歌唱によって世に出ました。
ミッシェル Michelle John Lennon/Paul McCartney
1960年代のフランスのジャズが流行っている頃にポールがボヘミアンクラブでフランス人に思われたくて作ったという曲で、ミッシェルはジョンのアートスクールの先生の名前のようです。
ヘイ・ジュード Hey Jude John Lennon/Paul McCartney
ジョン・レノンと当時の妻・シンシアの破局が決定的になった頃、ジョンの長男ジュリアン(当時5歳)を励ますためにポールが作った曲と言われています。2013年11月に71歳になったポール・マッカートニーが来日しましたが、ヘイ・ジュードはこの時のコンサートの締めの曲です。
ボニータ Bonita Edouard Mezzacapo
メッツァカーポは1932年ナポリ生まれのマンドリニストです。20歳の時にイタリアを離れてパリに行き、非常に人気を博しています。
ボニータとはスペイン語で「美人、可愛い人」を意味します。この「ボニータ」はマンドリン合奏用に作曲された、ゆったりしたセレナーデの前奏部分を持つ明るく楽しいボレロの曲です。(ボニータの詳細)
愛の賛歌 Hymne a l'amour Marguerite Monnot
波乱に満ちた生涯を送ったフランスの歌手、エディット・ピアフが歌った曲で、日本では岩谷時子の訳詞により越路吹雪が歌ったものが有名です。
慕情 Love Is a Many-Splendored Thing Sammy Fain
1955年に公開されたアメリカ映画の主題歌です。プッチーニの歌劇『蝶々夫人』のアリア「ある晴れた日に」を参考に作曲され、第28回アカデミー賞で歌曲賞を受賞しています。
シボネイ Siboney Ernesto Lecuona
レクオーナは1895年8月6日に生まれ、1963年11月29日に亡くなったキューバの音楽家。シボネイは1929年に発表された曲で、レクオーナ自身により、スペイン語の歌詞がつけられています。
マンボNo.5 Mambo No.5 Dámaso Pérez Prado
ペレス・プラードはレクオーナと同じキューバの音楽家でマンボの王様とも呼ばれています。マンボNo.5は1949年に発表され、世界的なマンボブームを巻き起こした曲です。
アンダルシア Andalucia Ernesto Lecuona
アンダルシアは1929年に作曲されたピアノ組曲の中の1曲。英語やスペイン語の歌詞が付けられ「そよ風と私」の題名で知られています。
今回は中川信良の編曲を若干アレンジした楽譜で演奏します。